Reading Diary
「タンタンの冒険旅行」より「黒い島のひみつ」
久々に読みたくなって図書館で貸りて読む。
以前「タンタンの冒険旅行」シリーズ全巻持っていたが知り合いに売った。
そいつは保育園経営していて今は園児たちに読まれているようです。
持ってた「タンタン」全巻。

タンタン全巻を読んでいきます。
日本版のシリーズ一作目は「黒い島のひみつ」
海外ならシリーズ7作目の作品。
日本版と海外版で発行順が違っているのは、日本版発行当初、売れるかどうかわからなかったので面白そうなところからまず出そうとした結果らしい。
それで、「黒い島のひみつ」。
元々この作品は1938年に白黒版で発行、それから1943年に白黒をカラーにしたバージョン、1966年には全面的に描き直された改訂版が出た。
日本版はこの改訂版。
これは「タンタンのコンゴ探検」、「タンタン アメリカへ」、「ファラオの葉巻」でも同じように改訂されている。
さて、「黒い島のひみつ」だが、いきなりタンタンが銃で撃たれるというシーンから始まる。
そして2ページからデュポンデュボン(いきなり登場!)のコンビから逃げ回り、そこからほぼノンストップのサスペンス。
これは当時のサスペンス映画からヒントを得たストーリー展開らしい。
シリーズものの第1作目は、キャラクター紹介も兼ねないといけないのだが、読んでいるうちにキャラの性格(アクロバット飛行ショーのとこ、大好き)を把握していくまあまあ理想的な話運び。
そして、日本版第2作目の「ふしぎな流れ星」へ。
続く。