Reading Diary
アヴラム・デイヴィッドスン「どんがらがん」

図書館で貸りてきた一冊。
このブログを始めるきっかけになった
「殊能将之読書日記」
で気になっていた本。

2017/12/05
2013年に亡くなったミステリー作家のブログかHP日記を編集した一冊。殊能さん(以後こう呼びます)が「おっ、これは面白そうだ、でも邦訳されてないのか...いいや、原書で買ってしまえ!」と買った英米・フランスのミステリーやSFを中心にした本を辞典と首っ引きで読んで感想と殊能さん独自の面白がる…
殊能さんは編者としてこの本に関わっていた。
実は数年前にも貸りて読もうとしたのだが短編集なのに妙に読みづらく、結局数編しか読めずに返却期限が来て返した。
一回延長して一ヶ月貸りたのになぁ…。
で、今回図書館が長い閉館期間になる前に貸りて今回は読破しようと思った次第。
前回はとにかく一気に読もうとしてニリた(脱落)経験があるので、今回は一日一編読んでく作戦。


昨夜は「ゴーレム」というのを読んだ。
ファンタジーの世界のあのゴーレム。
あれが現代社会に出現したら…というストーリー。
現代社会と言っても1957年の作品。
いささか単純なストーリーな気もするが1957年にこういうシニカルな考え方ってのは珍しかったんかな?

続けて先ほど「物は証言できない」を読む。
これはシンプルながらも面白い。
ロジカルに奴隷制度を語る奴がそのロジカルを反転した立場になってドツボに嵌まる。
さてさて、続きは明日。