竹岡翼の読書日記

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刑事ヴァランダー「白い雌ライオン」

GEOで貸りたDVD。
スウェーデンの警察小説「クルト・ヴァランダー」シリーズの映像化。
一冊ものとしてはシリーズ最長?(上・下巻除く)

刑事ヴァランダー「白い雌ライオン」


個人的には話のスケールがデカくてシリーズ中でかなり上位に入る作品なんだが、そのスケールのデカさが仇となって
「ドラマ化は無理かな...」
と思っていたところに登場!
嬉しいサプライズだ。
原作ではW舞台となるスウェーデンと南アフリカ。
主人公のヴァランダーは原作では南アフリカへ行かないが、ドラマ版ではベテラン刑事の講演会で出張という設定でいきなり南アフリカへ。
そこでスウェーデン人が行方不明となって、同国人として巻き込まれていく。
ややというかかなり
「お前見知らぬ外国...ましてや(偏見かもしれないけど)南アフリカで単独行動しすぎ!」
と思わないでもないが、多分そんなに多くない予算でよく頑張った!
この原作をよくまとめた!
と褒めてあげたい(何様だ)。
いや、かなり面白かったっす。

ついでに思い出したのが同じ南アフリカを舞台にした刑事ドラマ「ケープタウン」。
目撃情報を探しに街で聞き込みしてると急に一般市民が大鉈で警察官の手首をぶった切るという衝撃的異国チックムービーなんで、うん、コレ観て俺ヴァランダーに「あ、危ない!」と思ったのかもね。
合わせてどうぞ。
刑事ヴァランダー「白い雌ライオン」




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この記事へのコメント
追記:ふと軽く原作読みなおしたら、原作にあった「人種差別撤廃」の精神がほぼ映像版にはなかったことを書いておく。
そこはやっぱちょっと...気になるよなぁ。
Posted by 竹岡翼竹岡翼 at 2020年04月19日 14:17
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